

皆さんこんにちは、アラフォー女子のまんが図書館管理人のナッツです。
今日は、アラフォー女子にこそ読んでほしい!そんなおすすめ漫画を紹介していきます。それでは早速いっちゃいましょう!!
「もう若手向けの恋愛漫画は卒業かな…」「キュンキュンするだけじゃ物足りない」なんて思っていませんか? もしそうなら、今こそ手に取ってほしい作品があります。それが、講談社「BELOVE」で連載されている瀧本みお先生の『デキる男女のデキない恋』です。
アラフォー世代の皆さん、日々の仕事や家庭、社会での責任に追われる中で、「恋愛」ってなんだか遠い存在になっていませんか?
でも、本当は心の奥底で、誰かとの繋がりや、ありのままの自分を受け入れてくれる存在を求めているはず。
この漫画は、そんな大人の男女の心に深く響く、まさに「大人のための恋愛物語」なんです。
今回は、なぜアラフォー世代の皆さんにこそ『デキる男女のデキない恋』を読んでほしいのか、その魅力と、思わず読みたくなるあらすじを、ネタバレなしでたっぷりとご紹介します。
『デキる男女のデキない恋』ってどんな話?(ネタバレなしのあらすじ)
主人公は、モデル級なルックスに仕事は完璧にこなすバリキャリだけど恋愛に関してはどこか不器用な「鳥井美琴」。
そしてクールで周りからは完璧に見えるけれど、心の中には誰にも見せない悩みを抱える同僚「宮薗悠介」。
彼らは社会で成功を収め、一見すると何不自由ない生活を送っているように見えます。
しかし、ひとたび恋愛となると、途端に壁にぶつかってしまう。相手への向き合い方、自分の気持ちの伝え方、過去の経験からくるトラウマ…。
「デキる」はずの彼らが、恋愛においてはまるで「デキない」自分に直面するんです。
偶然の出会いから、少しずつ関わりを持つようになる二人。
最初は互いの欠点や不器用さに戸惑いながらも、次第に惹かれ合っていきます。
しかし、大人ならではのプライドや、過去の経験からくる臆病さ、そして「今さら」という気持ちが、二人の関係を進展させることを躊躇させます。
果たして彼らは、それぞれの「デキない」部分を受け入れ、真の「デキる恋」をすることができるのでしょうか? 仕事では見せない、等身大の彼らの姿が、繊細かつ丁寧に描かれていきます。
アラフォー世代にこそ『デキる男女のデキない恋』を読んでほしい3つの理由

ここでは、アラフォーにこそ読んでほしい私の推しポイントを解説していきます。この漫画は、ルックス完璧、仕事もデキるというハイスペ男女の物語で、現実離れしているようにおもえますが、実際は…?
1. 「大人だからこその悩みと葛藤」がリアルに描かれている
この漫画の最大の魅力は、アラフォー世代が抱えるであろう恋愛へのリアルな悩みや葛藤が、これでもかとばかりに丁寧に描かれている点です。
若い頃の恋愛とは違い、大人になると恋愛の形も変わってきますよね。
仕事の責任、経済的な事情、親のこと、将来への不安、そして過去の恋愛経験からくる臆病さ…。
もう後がないからこそ慎重になったり、傷つくことを恐れて一歩を踏み出せなかったり、本当の気持ちをなかなか表に出せなかったり。
主人公たちはまさに、私たちと同じような壁に直面します。
彼らが「こんなこと、人に話せないよな」「キラキラした恋愛をしてみたかったけど、もう歳だから手遅れ」と感じながらも、心のどこかで寂しさや満たされない思いを抱えている姿は、きっと多くの読者の胸に刺さるでしょう。
彼らの葛藤は、そのままあなたの葛藤かもしれません。
自分では言語化できなかった感情や、心にしまい込んでいた不安を、この作品はそっと掬い上げてくれます。
2. 「ありのままの自分」を受け入れることの尊さ
主人公たちは、社会的な成功を収めているがゆえに、完璧な自分を演じてしまう傾向があります。
しかし、恋愛においては、その「デキる自分」が邪魔をしてしまうことも。
この物語は、完璧ではない自分、不器用な自分、弱い自分を、誰かに見せること、そしてそれを受け入れてもらうことの尊さを描いています。
自分の中にある「デキない」部分をさらけ出すことは勇気がいりますが、それこそが真の繋がりを生み出す鍵となることを、彼らの関係性を通して教えてくれます。
歳を重ねるごとに、自分の弱点を見せることが怖くなるものですが、この漫画を読むと「それでいいんだ」と、肩の力がふっと抜けるような感覚になるはずです。
自分を肯定し、ありのままの自分を受け入れてくれる相手と出会うことの喜びを、改めて感じさせてくれます。
3. 「癒やし」と「希望」を与えてくれる物語
『デキる男女のデキない恋』は、単に恋愛の苦しさだけを描いているわけではありません。
むしろ、大人の恋愛に温かい光を当て、深い癒やしと希望を与えてくれる作品です。
主人公たちが互いの不器用さを受け入れ、支え合いながら少しずつ成長していく姿は、私たち読者にも「まだ間に合う」「諦めなくてもいいんだ」という勇気をくれます。
恋愛に疲れた心、もう一度誰かを好きになることに臆病になっている心に、そっと寄り添ってくれるような優しさがあります。
瀧本みお先生の繊細な筆致で描かれる登場人物の表情や心の動きは、時に切なく、時に温かく、私たちの感情を揺さぶります。
読み終わった後には、きっと心が満たされ、明日への活力が湧いてくるのを感じられるでしょう。
今こそ、大人のあなたに読んでほしい一冊
仕事では「デキる」と評価されていても、人生において「デキない」と感じる部分が、大人には少なからずあるもの。
特に恋愛においては、若い頃とは違う複雑な感情が絡み合います。
そんなアラフォー世代のあなたが、きっと共感し、そして「ああ、自分だけじゃないんだな」と安心できるのが、この『デキる男女のデキない恋』です。
読み終えた後には、自分の中の「デキない」部分も愛おしく感じられ、もう一度、誰かと深く心を通わせたい、そんな温かい気持ちになれるはず。
ぜひこの機会に、瀧本みお先生が描く、大人のための珠玉のラブストーリーを体験してみませんか? あなたの心の奥底に眠っていた「恋する気持ち」を、きっと優しく呼び覚ましてくれるでしょう。
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デキる男女のデキない恋(1) (BE LOVE KC) [ 龍本 みお ]
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